アンチエイジング:AGEs と 抗酸化栄養素

シワ、たるみなどのお肌の弾力の問題は体内の老化と密接に関係しています。また、血管の弾力性も加齢とともに失われ動脈硬化発症のリスクを増していきます。皆さんは老化の原因物質として最近注目されているAGEs(エイジス)という言葉を耳にされたことはありますか?

AGEs(終末糖化産物)とは?

AGEsとはタンパク質と糖が過熱されてできる物質のことで、タンパク質本来の働きが発揮できなくなってしまい老化を進める原因物質と考えられています。
私たちの体内で糖分が過剰となると酸化作用によりAGEsが生成されます、また、AGEsを含んだ食べ物を摂取すると(90%程度は体外に排出されるものの残りは)体内に取り込まれてしまいます。
AGEsにはたくさんの化合物があるために複数形で表現されています。

AGEsが発生すると?

お肌の弾力、血管の弾力ともにタンパク質であるコラーゲンが大きな役割を果たしていますが、年齢を重ねるとともに糖化が進み、その弾力性を失ってしまいます。
人の目の中の水晶体も水とタンパク質でできており、このタンパク質が糖化していくと白内障を引き起こすことがあります。
脳の中においては、タンパク質が糖化するとβアミロイドという物質に変性するものがあり、このβアミロイドはアルツハイマー患者の脳内に多く見られる老人斑を構成していることから、アルツハイマー病を引き起こす可能性があるとも言われています。

AGEsの発生を抑制するには

過剰な糖分摂取を避けたり、血糖値の急激な上昇を抑えるような糖分摂取方法を実践することが大事です。

また、AGEsを含む食べ物を控えるようにしましょう。
AGEsを含む食べ物については、同一の食材であっても調理方法により「生」→「煮る」→「焼く」「→炒める」→「揚げる」の順でAGEsの量が多くなっていきますので、食材の他に調理法にも目をむける必要があります。

糖化は体内の酸化により促進されますので、酸化を抑える抗酸化食材を摂取することによりAGEsの発生を抑制することができます。
抗酸化栄養素と言えば代表的なのがビタミンACE(エース)です。
ちなみに、コラーゲンはタンパク質であるため、コラーゲンを摂取してもそのまま体内に取り込まれるわけではなく、一旦アミノ酸に分解されてから体内で再生成されます。ビタミンCは体内でコラーゲンの再生成に重要な役割を担っているとともに、コラーゲンの保持にも役立っていますので、特にビタミンCについては意識しておくのが良いでしょう。

ビタミンACE以外に抗酸化作用を期待できるものとしてポリフェノール・カロテノイドなどの機能性栄養素があり、それらは様々な野菜を通じて摂取することができます。

GI値とは?

グリセミック指数(Glycemic Index)のことで、個々の食品ごとに食後2時間の血糖値の上昇スピードをブドウ糖(グルコース)を100として相対的に表したものです。GI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が抑えられることを示しています。
野菜のGI値について見てみると、ほとんどの野菜が低GIですので、以下に高GI・中GIの野菜を挙げておきます。
高GI:じゃがいも・にんじんなど
中GI:かぼちゃ・やまいも・さつまいも・とうもろこしなど
また、高GI食品を摂取する際にはGI値を下げる効果のある食材、食物繊維を多く含む食材など、を一緒に摂るのがおすすめです。

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