見てみた野菜の価格:「レタス」産地県別市場価格

レタスは様々な栄養素をバランスよく摂れる食材の1つです。というのも、ビタミンA,B,C,E,Kやカリウム,カルシウム,マグネシウム,鉄,亜鉛などのミネラル、そして食物繊維が含まれているからです。また、カロリーが低いためにダイエットにも適した食材でもあります。本来は涼しい時期の野菜なのですが、南北に長く高低差に富む日本では、8月でも高原レタスがたくさん出回っています。今回も日本での取扱数量が最多である東京大田市場の過去のデータからレタスの入荷量と価格について見てみました。

6大栄養素【ビタミン】
6大栄養素【ミネラル】
6大栄養素【食物繊維】

時期により変わるレタス出荷県

大田市場全体の入荷量を見てみると毎年5月から10月にかけて入荷量が増えていること、かつ、需給により値付けがなされる市場価格はそれに対応して低下していることが見れました。

また、大田市場には時期により出荷元都道府県が変わっていますが、年間を通して茨城・群馬・長野・静岡・兵庫・香川・長崎の7県から80%以上を入荷していることがわかりました。
10-11月,3-5月:茨城県
4-9月:群馬県
5-10月:長野県
12-3月:静岡県
11-4月:兵庫県・香川県・長崎県

夏の静岡産レタスは市場平均価格の15倍

以下のグラフは対象7県の全入荷量と市場価格、そして静岡県産レタスの入荷量と市場価格の推移を表したものです。5月から10月は市場全体では入荷量増加による価格低下がみられるものの、静岡県産レタスだけは入荷量が激減(市場入荷量の1%以下)となっているからか、価格が急騰しています。実際のところ市場価格の15倍程度で取引されていました。しかも少なくとも調査した過去3年にわたって毎年です。もちろん、取引金額換算すると1トンにも満たない数量であるために100万円前後と市場全体のレタス取引金額から比べると微々たるものとなりますが、我々も実際にデータを見てみるまではこれほどの差が価格に出るとは予想していませんでした。

夏の群馬県産レタスは市場平均価格以下

過去3年間の5月から10月について、その時期に出荷している茨城・群馬・長野・静岡県産レタスの価格を比較してみると、常に群馬県産レタスの価格が市場平均価格を下回っていることが見てとれます。大田市場の背後に控える関東圏消費者の需要量を上回って供給されているということなのでしょうか?

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