厚生労働省 国民栄養・健康調査の結果(平成28年時点)をうけて

 

平成29年9月21日に厚生労働省が発表した調査結果では、糖尿病の可能性が否定できない人まで含めると2000万人、高血圧とされる収縮期血圧140mmHg以上の人の割合が男性35%女性25%あること、食塩摂取状況も平均で男女とも目標量よりも2.0gオーバー、肥満度の簡易指標であるBMI25.0オーバーの人の割合が男性31%女性21%との報告がなされています。

糖尿病患者数について

糖尿病が強く疑われる者、可能性を否定できない者がそれぞれ1,000万人と推計されています。特に、糖尿病が強く疑われる者は平成9年以降増加傾向にあります。糖尿病が強く疑われる者の年齢別の割合で見てみると、男女ともに50-59歳では40-49歳の3倍以上と一気に増えているのが見て取れます。そして糖尿病が強く疑われる者のうち77%の人々が実際に治療を受けていることもあわせて報告されています。

「管理栄養士が書く:糖尿病と栄養素」の記事もあわせてお読みください。

血圧のに関する状況・食塩の摂取状況とBMI値の調査結果について

「管理栄養士が書く:高血圧と栄養素」でも述べられていますが、正常な血圧は収縮期血圧(心臓が収縮する際にかかる力のこと)130mmHg未満かつ拡張期血圧(心臓が拡張する際にかかる力のこと)90mmHg未満です。また、食塩摂取量が男性であれば8.0g/日、女性であれば7.0g/日(小さじ1杯程度)が望ましいこと、肥満にも留意した生活が勧められており、肥満の簡単な判定方法のBMI ( = 体重(kg) ÷ {身長(m)}²)が18.5-25.0の間にあるのが望ましいことと同時に述べられています。
調査結果によれば以下の報告がなされていますので、引き続き食生活も含めた生活習慣に注意を払う必要があります。

収縮期血圧140mmHg以上の人の割合は、この10年間で減少はしているものの、男性で35%、女性25%となっています。

食塩摂取状況についても過去10年間で減少しているものの、男性の平均摂取量は10.8g女性のそれは9.2gと望ましい摂取量を2g以上オーバーしている状況です。

また、都道府県別の平均食塩摂取量もあわせて報告されおり、それぞれのTop5は以下の表のとおりとなっています。

厚生労働省 平成 28 年 国民健康・栄養調査結果の概要のデータより抜粋作成

BMIについては、25.0以上の男性が31%、女性が21%と報告されており、この10年間で安定的に推移している(特に目立った増減の動きがない)状況です。

グラフ:厚生労働省 平成 28 年 国民健康・栄養調査結果の概要 より
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/kekkagaiyou_5.pdf

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